ブログのカテゴリー設計|記事が増える前に決めたい分け方

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ブログの記事が増えてくると、
- 「カテゴリーは何を基準に分ければいい?」
- 「一つの記事を複数のカテゴリーに入れてもいい?」
- 「カテゴリーはいくつ作ればいいの?」
と迷うことがあります。
結論から言うと、カテゴリーは記事タイトルや細かなキーワードごとに作るものではありません。
読者が抱える悩みや、情報を必要とする段階が分かる大きなまとまりで分けます。
最初は少数のカテゴリーに絞り、一つの記事には主となる所属先を一つ決めるのが基本です。
この記事では、ブログのカテゴリーを分ける基準、数の考え方、名前の付け方を初心者向けに整理します。
ブログのカテゴリー設計とは?
カテゴリー設計とは、ブログ内の記事を、読者にとって分かりやすい大きなまとまりに分けることです。
記事が増えてから思いつきで分けるのではなく、どんな情報をどの分類へ置くかを先に決めます。
関連する記事をまとめる大きな分類
カテゴリーは、一つの記事だけを入れる細かな箱ではありません。
同じような悩みや目的を扱う記事をまとめる、大きな分類です。
たとえば、ブログについて扱うサイトなら、
- ブログの基礎知識
- ブログを始める準備
- 記事の書き方
- ブログの収益化
といった分け方が考えられます。
一つひとつの記事タイトルではなく、複数の記事をまとめられる大きさで考えます。
カテゴリーは読者にサイトの全体像を伝える
カテゴリーを見ると、読者はそのブログにどんな情報があるのかを大まかに理解できます。
カテゴリー名が整理されていれば、
「このブログには、初心者向けの記事だけでなく、運営や収益化についても書かれている」
と分かります。
反対に、似た名前のカテゴリーが多かったり、分類の基準がバラバラだったりすると、読者はどこを見ればよいのか迷います。
カテゴリーは、記事を収納するためだけではなく、ブログ全体の内容を伝える案内板でもあります。
カテゴリーと内部リンクは役割が違う
カテゴリーと内部リンクは、どちらも記事を整理するために使います。
ただし、役割は異なります。
カテゴリーは、ブログ内の記事を大きなまとまりとして整理するものです。
内部リンクは、今読んでいる記事から、次に必要な記事へ読者を案内するものです。
カテゴリーが記事の「面」を整理するものなら、内部リンクは読者を「線」で進めるものです。
重要な次の行動を、カテゴリー一覧に任せることはできません。
読者に次の記事を読んでほしい場合は、本文内で理由を示して案内します。
なぜ記事が増える前にカテゴリーを決めるのか
カテゴリーは、記事数が少ないうちに大まかな形を決めておく方が整理しやすくなります。
記事が増えてから考え始めると、分類を変える作業も増えるからです。
記事ごとにカテゴリーを作ると細かくなりすぎる
新しい記事を書くたびにカテゴリーを作ると、一記事しか入っていない分類が増えていきます。
たとえば、
- ブログの始め方
- レンタルサーバー
- WordPress設定
- ブログ名の決め方
- プロフィール作成
と細かく分けすぎると、カテゴリーと記事タイトルの大きさがほとんど同じになります。
これでは、記事をまとめる役割を果たせません。
細かな記事テーマではなく、複数の記事を入れられる大きな悩みや目的で分けます。
後から整理すると記事の移動が増える
記事が増えてからカテゴリーを見直すと、記事の所属先を一つずつ変更する必要があります。
カテゴリー名を変えた場合は、記事内の案内文や関連する内部リンクも確認しなければなりません。
分類が大きく変われば、どの記事をどこへ置くのか、改めて判断する作業も発生します。
記事数が少ないうちに大分類だけでも決めておけば、後からの修正を減らせます。
新しい記事が必要か判断しやすくなる
カテゴリーごとに記事を整理すると、どの分野の記事が多く、どこが不足しているのかが見えやすくなります。
あるカテゴリーに似た記事ばかり集まっているなら、同じ内容を繰り返している可能性があります。
反対に、重要なカテゴリーに記事がほとんどないなら、その分野を補う必要があります。
カテゴリーは記事を分類するだけでなく、次に何を書くかを判断する材料にもなります。
カテゴリー分けは、記事が増えてから考えればよいようにも見えます。
ただ、後から整理すると、記事を移動するだけでなく、内部リンクや案内文まで見直すことになります。
そのため今は、新しい記事を書く前に「この記事はどの大きなまとまりに入るのか」を先に決めるようにしています。




ブログのカテゴリーを分ける4つの手順
カテゴリーは、思いついた名前を先に作るのではなく、ブログで扱う読者の悩みから考えます。
1.ブログで扱う大きな悩みを並べる
まず、そのブログでどんな悩みを扱うのかを並べます。
記事タイトルではなく、読者が抱える大きな迷いや目的を考えます。
たとえば、ブログ初心者向けのサイトなら、
- ブログの仕組みを知りたい
- ブログを始める準備をしたい
- 記事を書けるようになりたい
- ブログを収益化したい
といった悩みがあります。
この大きなまとまりが、カテゴリー候補になります。
2.同じ目的の記事を一つにまとめる
次に、同じ目的を持つ記事を集めます。
検索キーワードが違っていても、読者が同じ段階で必要とする記事なら、一つのカテゴリーへまとめられます。
たとえば、
- ブログ名の決め方
- WordPressを始める準備
- プロフィールの作り方
は、それぞれ違うテーマです。
ただし、どれもブログを始める前後の準備に関する記事なら、「ブログ準備」という大分類へまとめられます。
3.分類の大きさをそろえる
カテゴリー同士は、できるだけ同じくらいの大きさにします。
たとえば、
- ブログ準備
- 記事作成
- 内部リンクの貼り方
では、最初の二つに比べて「内部リンクの貼り方」だけが細かすぎます。
内部リンクの記事は、「ブログ運営」や「サイト設計」といった、もう少し大きなカテゴリーへ入れる方が自然です。
カテゴリー名を並べたときに、一つだけ記事タイトルのような細かさになっていないか確認します。
4.各記事の主な所属先を一つ決める
一つの記事が、複数のカテゴリーに関係することはあります。
ただし、何について触れているかではなく、その記事が最も強く答える悩みから主な所属先を決めます。
たとえば、内部リンクの記事がSEOにも触れていたとしても、記事の中心が読者を迷わせない導線設計なら、SEOのカテゴリーへ入れる必要はありません。
カテゴリーは、記事内に出てくる単語ではなく、記事の主な役割で判断します。
カテゴリーは記事単体だけを見て決めるものではありません。
誰のどんな悩みを解決し、どこを出口にするのかというサイト全体の設計が決まると、必要な分類も見えやすくなります。
▶ ブログのサイト設計とは?初心者が記事を書く前に決めるべき5つのこと
ブログのカテゴリーはいくつがいい?
カテゴリー数に、すべてのブログで共通する正解はありません。
記事数や扱うテーマによって必要な数は変わります。
最初は少数の大分類で始める
ブログを始めたばかりなら、最初から細かいカテゴリーを大量に作る必要はありません。
初心者であれば、まずは3〜5程度の大分類を目安にすると、サイト全体を見渡しやすくなります。
これは絶対的なルールではありません。
大切なのは、カテゴリー名を見たときに、それぞれの違いを説明できることです。
一記事しかないカテゴリーは増やさない
一記事しか入らないカテゴリーが、必ず悪いわけではありません。
今後その分類の記事を増やす明確な計画があるなら、一時的に一記事だけでも問題ありません。
ただし、記事を書くたびに新しい分類を作り、その後も増える予定がないなら、細かく分けすぎています。
既存のカテゴリーへ入れられないか、先に考えます。
役割が重なるカテゴリーは統合する
似たカテゴリーがある場合は、読者に違いを説明できるか確認します。
たとえば、
- ブログ初心者
- ブログ基礎
- ブログ入門
というカテゴリーが並んでいても、違いは分かりにくいでしょう。
扱う記事や読者の段階がほぼ同じなら、一つにまとめた方が明確です。
記事が増えたら必要に応じて分ける
最初から細かく分けなくても、記事が増えれば後から分割できます。
一つのカテゴリーに多くの記事が集まり、読者が目的の記事を探しにくくなった段階で、分類を見直します。
今後増えるか分からない記事のために、空のカテゴリーを先に大量に作る必要はありません。
分かりやすいカテゴリー名の付け方
カテゴリー名は、運営者の都合ではなく、読者が見て内容を想像できる言葉にします。
読者が見て内容を想像できる名前にする
カテゴリー名を見ただけで、どんな記事が入っているのか分かることが大切です。
- 「ノウハウ」
- 「お役立ち情報」
- 「その他」
といった名前では、内容を想像しにくくなります。
- 「ブログ準備」
- 「記事の書き方」
- 「ブログ収益化」
のように、扱う内容が伝わる名前を付けます。
同じ基準で名前をそろえる
カテゴリー名は、できるだけ同じ基準でそろえます。
たとえば、
- ブログ基礎
- ブログ準備
- ブログ運営
- ブログ収益化
のように、読者が進む段階で統一できます。
一方で、
- ブログ初心者
- レビュー記事
- WordPress
- 稼ぐ方法
のように、読者、記事形式、ツール名、目的が混ざると、分類の基準が分かりにくくなります。
広すぎる名前と細かすぎる名前を避ける
「ブログ」というカテゴリーでは、ほぼすべての記事が入ってしまいます。
反対に、「ブログの内部リンクを3本貼る方法」のような名前では、入れられる記事が限られます。
複数の記事をまとめられ、ほかのカテゴリーとも違いが分かる大きさを目指します。
カテゴリー名を頻繁に変更しない
記事を追加するたびにカテゴリー名を変更すると、分類の基準が安定しません。
カテゴリーを作る前に、
- このカテゴリーには、どんな悩みの記事を入れるのか
を一文で説明してみます。
説明できる名前なら、記事が増えても判断しやすくなります。
一つの記事を複数カテゴリーへ入れてもいい?
一つの記事が複数のテーマに関係することは珍しくありません。
それでも、基本は主となるカテゴリーを一つ決めます。
基本は主カテゴリーを一つ決める
主な所属先を一つにすると、記事の位置づけが明確になります。
運営者も、記事をどの目的で書いたのか確認しやすくなります。
読者から見ても、同じ記事が複数のカテゴリー一覧に何度も表示される状態を避けられます。
複数に関係する記事は役割から判断する
複数のカテゴリーに関係する記事は、記事の結論から判断します。
たとえば、ブログのプロフィールについて書いた記事が、信頼性や収益化にも触れていたとします。
それでも、記事の主な目的が「ブログを始める準備を整えること」なら、ブログ準備のカテゴリーが自然です。
記事内で扱った話題の数ではなく、最も強く答えている悩みを基準にします。
分類できない記事は記事の役割を見直す
どのカテゴリーにも入らない記事がある場合、すぐに新しいカテゴリーを作る必要はありません。
その記事が、サイトの想定読者や目的から外れていないか確認します。
記事の役割が曖昧だから、分類できない可能性もあります。
カテゴリーを増やす前に、その記事をサイトへ追加する必要があるかを見直します。
カテゴリー設計でよくある失敗
カテゴリーは自由に作れますが、細かくしすぎると、かえってサイト全体が分かりにくくなります。
記事を書くたびに新しいカテゴリーを作る
カテゴリーは、記事一つひとつのテーマを表すものではありません。
複数の記事をまとめられないなら、カテゴリーとして細かすぎる可能性があります。
新しい記事を公開するたびに分類を増やすのではなく、既存の大分類へ入れられないか確認します。
カテゴリー名の基準がそろっていない
読者の段階、記事形式、商品名など、異なる基準を混ぜると、カテゴリー同士の関係が分かりにくくなります。
まず、
- 読者の悩みで分ける
- 読者の段階で分ける
- 情報の目的で分ける
など、分類の軸を決めます。
一つの記事を多くのカテゴリーへ入れる
関係するカテゴリーすべてへ入れると、どの分類を見ても同じ記事が表示されるようになります。
これでは、カテゴリーごとの違いが薄くなります。
主な所属先を一つ決め、ほかの記事との関係は内部リンクで補います。
カテゴリーだけで導線を作ろうとする
カテゴリー一覧があれば、読者が自分で次の記事を探してくれるとは限りません。
重要な次の行動は、本文中で理由を示して案内します。
カテゴリーは記事を整理する仕組みであり、読者を特定の記事へ進める導線そのものではありません。
記事がないカテゴリーを先に大量に作る
将来書くかもしれない記事のために、空のカテゴリーを大量に作る必要はありません。
実際の執筆計画に必要な分類だけを用意します。
記事が増え、分類する必要が出てきた段階で追加すれば十分です。
記事を書く前にカテゴリー設計メモを作る
カテゴリーを作る前に、次の項目を簡単に整理しておくと、分類の基準がぶれにくくなります。
- カテゴリー名:読者が見て内容を想像できる名前
- このカテゴリーが扱う悩み:どんな読者の、どんな迷いを扱うのか
- 入れる記事:どんな検索意図や役割の記事をまとめるのか
- 入れない記事:別のカテゴリーへ任せる内容は何か
- 中心となる記事:カテゴリー内で判断の軸となる記事は何か
- 次に増やす記事:不足している入口記事や実務記事は何か
このメモがあれば、新しい記事を書くたびにカテゴリーを作るのではなく、既存のどのまとまりに入るのかを判断できます。
まとめ|カテゴリーは記事を増やす前に大きく分けよう
ブログのカテゴリーは、記事を細かく分類するためのものではありません。
読者がサイト全体の内容を理解しやすいように、関連する記事を大きなまとまりへ整理するものです。
カテゴリーを決めるときは、
- 読者が抱える大きな悩みを並べる
- 同じ目的の記事をまとめる
- 分類の大きさをそろえる
- 各記事の主な所属先を一つ決める
という順番で考えます。
最初は少数の大分類から始め、記事が増えて探しにくくなった段階で細かく分ければ十分です。
カテゴリーを整える目的は、記事をきれいに収納することだけではありません。
どの記事が何の役割を持ち、読者をどの方向へ進めるのかを分かりやすくするためです。
記事を書くたびに分類を考える作業型ではなく、先に全体を決めてから記事を配置する設計型へ切り替える考え方は、こちらの記事で詳しく整理しています。
▶ 【ブログ副業は本当に稼げる?】9割が止まる理由と、それでも続く人の違い

