副業ブログは会社にバレる?知られる主な原因と始める前の確認事項

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副業でブログを始めたい。
でも、会社に知られるのが怖い。
これから始めようとすると、次のような不安が出てきます。
- 住民税から会社に分かるって本当?
- 匿名なら会社に知られない?
- 副業禁止の会社では始められない?
- ブログで収益が出たら何を申告する?
結論から言うと、ブログを開設しただけで勤務先へ自動的に通知されるわけではありません。
ただし、
- 住民税など税金の処理
- ブログやSNSに出した情報
- 職場や知人への会話
- 会社の端末や勤務時間の使用
などから、勤務先に知られる可能性はあります。
また、会社に知られるかどうかとは別に、勤務先の就業規則で副業がどのように扱われているかも確認する必要があります。
大切なのは、「絶対にバレない方法」を探すことではありません。
勤務先に知られる経路と、自分が確認すべきルールを整理してから判断することです。
この記事では、副業ブログが勤務先に知られる主な原因と、始める前に確認しておきたいことを整理します。
※この記事は、会社員が副業ブログを検討するときの一般的な情報を整理したものです。
勤務先のルールや個別の税務判断については、就業規則、自治体、税務署、必要に応じて税理士などへ確認してください。
■この記事でわかること
✓ 副業ブログが会社に知られる主な経路
✓ 始める前に就業規則で確認すること
✓ 住民税と確定申告で注意したいこと
✓ ブログやSNSからの身バレを防ぐ考え方
✓ 不安が残る場合の確認先
■ 結論:ブログを始めただけで会社へ通知されるわけではない
ブログを開設したことや、記事を公開したことが、自動的に勤務先へ連絡される仕組みではありません。
そのため、
「ブログを作った瞬間に会社へ分かる」
と考える必要はありません。
ただし、会社に知られる可能性がなくなるわけでもありません。
主に考えられるのは、次の4つです。
- 住民税など税金の処理
- ブログやSNSから本人を特定される
- 職場や知人へ自分から話す
- 会社の端末・勤務時間・業務情報を使う
また、会社に知られるかどうか以前に、勤務先の就業規則で副業の許可や届出が必要になっている場合があります。
だから私は、匿名設定や住民税の方法を調べるより先に、自分の会社では副業がどのように扱われているのかを確認します。




最初に勤務先の就業規則を確認する
副業ブログを始める前に、まず勤務先の就業規則を確認します。
会社によって、副業の扱いは異なります。
- 副業が認められている
- 事前の届出が必要
- 会社の許可が必要
- 一定の条件に当てはまる副業を制限している
といった違いがあります。
特に確認したいのは、次の内容です。
- 副業は可能か
- 許可や届出が必要か
- 競合する事業が制限されていないか
- 会社の秘密や業務情報の発信が禁止されていないか
- 本業へ支障を与える働き方になっていないか
- 会社の信用を損なう発信に関する規定がないか
厚生労働省の副業・兼業に関する案内でも、労務提供への支障、企業秘密の漏えい、競業、会社の名誉や信用を損なう行為などがある場合には、副業を禁止または制限できるとされています。
- 「ほかの社員もやっているから大丈夫」
- 「ブログなら副業にはならないだろう」
と自己判断せず、自分の勤務先のルールを確認してください。
副業ブログが会社に知られる主な経路
① 住民税など税金の処理
副業ブログで所得が生じると、所得税や住民税の申告が必要になる場合があります。
副業によって所得が増えれば、住民税の金額にも影響します。
会社員の住民税は、勤務先が給与から差し引く「特別徴収」になっていることが一般的です。
そのため、副業分を含んだ住民税の通知や金額から、勤務先に違和感を持たれる可能性があります。
ただし、
「住民税が増えれば、必ず副業ブログだと特定される」
という単純な話ではありません。
所得の種類や申告方法、自治体の取扱いによっても変わります。
詳しくは、後ほど「住民税と申告で確認すること」で整理します。
② ブログやSNSから本人を特定される
税金以外では、ブログやSNSに書いた情報から本人を推測される可能性があります。
注意したいのは、次のような情報です。
- 本名や本名に近い名前
- 顔写真
- 勤務先や具体的な部署
- 住んでいる地域の詳細
- 通勤経路や会社周辺の写真
- 職場で起きた出来事
- 同僚や上司が読めば分かる話
- リアルの知人とつながっているSNS
一つの記事だけでは本人が分からなくても、複数の記事やSNS投稿を組み合わせると、人物像が絞られることがあります。
勤務先に知られたくない場合は、個人を特定できる情報を出しすぎないことが大切です。
ブログは、本名や顔写真を出さなくても運営できます。
匿名運営の考え方はこちらの記事で整理しています。
▶ブログ副業は匿名でもできる?本名・顔出しなしで始めるときの考え方
③ 職場や知人へ自分から話す
本人が職場や知人へ話したことから、勤務先に伝わる可能性もあります。
たとえば、
- 同僚へブログを始めたと話す
- 飲み会で収益の話をする
- 自分のサイトを知人へ教える
- リアルの知人とつながるSNSで宣伝する
- 家族や友人から職場関係者へ伝わる
といった経路です。
本人は信頼できる相手へ話したつもりでも、情報がどこまで広がるかは分かりません。
副業ブログを勤務先に知られたくないなら、職場関係者には話さず、リアルの人間関係とブログ用の発信を分けておいた方が安全です。
④ 会社の端末・勤務時間・業務情報を使う
会社のパソコンやスマートフォン、ネット回線などを使ってブログを運営するのも避けた方がいいでしょう。
- 会社のパソコンで記事を書く
- 勤務時間中にブログを更新する
- 会社のメールアドレスでサービスへ登録する
- 会社の資料や顧客情報を記事へ使う
- 社内でしか知り得ない情報を書く
こうした行為は、身バレだけでなく、就業規則違反や情報管理上の問題になる可能性があります。
ブログに使う端末、アカウント、メールアドレス、作業時間は、本業と切り離しておくのが基本です。
住民税と申告で確認すること
税金については、
- 「20万円以下なら何もしなくていい」
- 「自分で納付を選べば絶対に会社へ知られない」
と覚えるのは危険です。
まず、「20万円」の基準は売上や入金額ではなく、原則として必要経費などを差し引いた所得で考えます。
給与を1か所から受け、年末調整を受けているなど一定の条件を満たす会社員は、給与所得・退職所得以外の所得金額が20万円を超える場合、原則として所得税の確定申告が必要です。
一方、20万円以下で所得税の確定申告が不要になる場合でも、住民税の申告が必要になることがあります。
所得税と住民税は、同じ扱いではありません。
- 所得税の確定申告が必要か
- 住民税の申告が必要か
- ブログ収益がどの所得として扱われるか
- 住民税の徴収方法を選択できるか
- 自分の自治体ではどのように扱われるか
確定申告書では、給与・公的年金等に係る所得以外の所得に対する住民税について、「特別徴収」または「自分で納付」を選択できる場合があります。
「自分で納付」を選ぶと、副業分に対応する住民税を給与から差し引かず、自分で納める形を希望できます。
ただし、所得の種類や自治体の取扱いによって、希望どおりに分けられない場合もあります。
また、住民税以外の経路から勤務先に知られる可能性も残ります。
そのため、「自分で納付」を選べば絶対に知られないと保証されるものではありません。
判断に迷ったら、
- 自分の自治体の住民税窓口
- 税務署
- 税理士
へ確認してください。
身バレを避けるために確認したいこと
匿名でブログを運営する場合でも、名前を隠すだけでは十分とは限りません。
公開前に、次の項目を確認してみてください。
- 本名や勤務先が分かる情報を出していないか
- 写真に会社名、名札、位置情報などが写っていないか
- 職場の出来事を具体的に書きすぎていないか
- ブログ用と私生活用のSNSを混ぜていないか
- 会社のメールアドレスや端末を使っていないか
- 同僚や職場関係者へブログを教えていないか
- 会社の秘密や顧客情報を含めていないか
個別の情報だけでは特定できなくても、複数の情報を合わせると本人が分かることがあります。
公開前に、
「同僚がこれを読んだら、自分だと気づくだろうか」
という視点で一度見直すといいと思います。
不安が残る場合は、始める前に確認する
ここまで確認しても、不安が残ることはあります。
その場合は、無理に見切り発車する必要はありません。
- 就業規則の内容がよく分からない
- 許可や届出が必要か判断できない
- 競業に当たる可能性がある
- 住民税の扱いが分からない
- 申告が必要か判断できない
という場合は、それぞれ適切な確認先へ相談します。
- 副業のルール:勤務先の就業規則や担当部署
- 所得税の申告:税務署
- 住民税の申告・徴収方法:住んでいる自治体
- 個別の税務判断:税理士
ネット上には、
「こうすれば絶対にバレない」
という情報もあります。
しかし、勤務先の規則や所得の状況、自治体の取扱いは人によって異なります。
一般論だけで決めず、自分の場合を確認することが大切です。
まとめ|「絶対バレない」ではなく、ルールと経路を確認して判断する
副業ブログを開設しただけで、勤務先へ自動的に通知されるわけではありません。
ただし、次のような経路から勤務先に知られる可能性はあります。
- 住民税など税金の処理
- ブログやSNSからの身バレ
- 職場や知人への会話
- 会社の端末・勤務時間・業務情報の使用
そして、会社に知られるかどうかとは別に、勤務先の就業規則を守る必要があります。
副業ブログを始める前に、
- 副業が認められているか
- 許可や届出が必要か
- 税金の申告が必要か
- 個人を特定できる情報を出していないか
を確認してください。
目指すのは「絶対にバレない状態」ではなく、ルールを確認し、知られる経路を理解したうえで判断できる状態です。
会社員がブログ副業を始めると、不安になるのは会社バレだけではありません。
本当に収益につながるのか。
なぜ多くの人が途中で止まるのか。
記事をどのようにつなげればいいのか。
ブログ副業の全体像と、続ける人が考えていることはこちらの記事で整理しています。
▶【ブログ副業は本当に稼げる?】9割が止まる理由と、それでも続く人の違い

